タイ当局 巨大な犯罪ネットワークの資産100億バーツ超を押収 チェン・ジー氏やコック・アン氏らが関与
詳細
2025年12月3日、タイ反マネーロンダリング事務所(AMLO)とタイ中央捜査本部(CIB)は、トランスナショナルな犯罪組織(国際犯罪組織)に関与した疑いがあるとして、チェン・ジー氏、コック・アン氏、及びベン・スミス氏に関連するネットワークの資産を差し押さえました。
押収された資産は合計289項目で、土地などの不動産、現金、銀行預金、ブランド品、宝石類、高級車などが含まれており、総額は101億6,500万バーツ(約430億円)に上ります。
当局の調査によると、このグループはカンボジアを拠点とし、「ハイブリッド・スキャム(Hybrid Scam)」と呼ばれるロマンス詐欺や投資詐欺を行っていました。彼らは被害者から騙し取った資金を暗号資産(クリプトカレンシー)や不動産に変えることで、マネーロンダリング(資金洗浄)を行っていた疑いが持たれています。
今回摘発されたネットワークには、カンボジアの大手複合企業「プリンス・ホールディング・グループ」の創業者であるチェン・ジー氏や、コック・アン氏が含まれています。また、ベン・スミス氏のネットワークに関連するイム・リアク氏やタン・タイ氏といった人物も関与していると報告されています。
CIBは今後、このネットワークに関わる約40人の逮捕状を裁判所に請求する方針です。これは、東南アジアにおけるグレーなビジネスに関連するマネーロンダリングの摘発として、歴史的な規模の事件となります。





















