学生グループが路上で乱闘 対立相手にバイクで突進した少年が一時意識不明に SNSでは「カミカゼ・バイクだ」と話題沸騰
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タイ中部のアユタヤ県ワンノイ郡にあるロジャナ通りで、中学生グループによる激しい乱闘事件が発生しました。
警察の調べによりますと、事件を起こしたのは15歳から16歳を中心とする2つの対立するグループ(中学生およびノンフォーマル教育課程の学生)の計23人です。
両グループは路上で遭遇し、手製の爆発物(ピンポン爆弾)を投げ合ったほか、ナイフや草刈り用の鎌を手にして追いかけ回すなど、極めて危険な乱闘に発展しました。近隣住民が制止の声を上げましたが、騒ぎが収まることはありませんでした。
乱闘中、一方のグループに所属する16歳の少年は、仲間が攻撃され不利な状況にあるのを目撃しました。少年は相手グループを散らす目的で、乗っていたバイクで相手に向かって突っ込みました。しかしバイクはバランスを崩して転倒し、少年は顔面を路面に強打。その場で意識を失いました。
動画(モザイクあり):https://youtu.be/JfsJYA4YGO0
動画(モザイクなし):https://www.facebook.com/reel/1466756468194534
現在、この少年は意識を取り戻しており、命に別状はありませんが、顔全体に包帯を巻いた状態で病院で治療を受けています。また、仲間の1人も刃物で指を切るケガを負っています。
この乱闘の背景には学校間の対立があり、以前からSNS上で互いに挑発し合っていたとみられています。バイクで突っ込んだ少年のグループは、「パホンヨーティン通りに向かって走行中、相手から先に爆発物を投げつけられ、感情的になって乱闘になった」と供述しています。
管轄するワンノイ警察署は、事件後すぐに関与した23人全員の身柄を確保し、使用された刃物やバイク8台を押収しました。警察は、武器の不法所持や公共の安全を脅かした疑いなどで、少年らに対して厳正に対処する方針です。さらに、主犯格とみられる5人については、保護者に対しても法的責任を追及する方針を示しています。
一方、この事件で注目を集めているのが、バイクが転倒する瞬間の映像です。タイのSNS上ではこの場面が切り取られ、パロディ動画やミームとして拡散しています。
タイでは、暴走行為や少年グループによる抗争が社会問題となっており、一般市民に大きな迷惑をかけています。そのため、今回のように他人に危害を加える前に、自らの無謀な行動で自滅したケースに対しては、「自業自得だ」とする見方が強く、結果としてネット上で笑いの対象となっています。
SNS上では、「カミカゼ・ドローンは見たことがあるが、これはカミカゼ・バイクだ」「まるで白馬に乗ったヒーローのようだ」「戦士に傷はつきものだ」「すでに伝説になった」「将来、子孫に語り継ぐ武勇伝になるだろう(笑)」など、皮肉交じりのコメントが多数寄せられ、話題を呼んでいます。





















