2025年東南アジア競技大会RoV替え玉事件 元タイ代表選手ら逮捕
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2月13日、タイ警察中央捜査本部(CIB)および犯罪制圧課(CSD)は、2025年に開催された東南アジア競技大会(SEA Games)のeスポーツ競技「RoV(アリーナ・オブ・ヴァラー)」部門において不正行為を行ったとして、元タイ代表の女性選手と共犯の男性を、コンピュータ犯罪法違反の容疑で逮捕したと発表しました。
今回逮捕されたのは、元RoV女子タイ代表の「Tokyogurl(トーキョーガール)」ことナパット容疑者と、替え玉としてプレイしていた「Cheerio(チェリオ)」ことチャイヤヨー容疑者の2人です。警察は今回の捜査を「ゴーストバスター作戦」と名付け、関係先の捜索を進めたうえで、両名の身柄を拘束しました。
■ 大会中に発覚した不正行為
事件の発端は、2025年12月15日に行われた東南アジア競技大会女子RoV部門準決勝、タイ対ベトナム戦でした。
試合中、Tokyogurl容疑者の指の動きと、ゲーム画面内のキャラクターの操作やスキル発動のタイミングが一致していないことに、審判や視聴者が違和感を抱いたことから、不正の疑いが浮上しました。
さらに、プレイ中にもかかわらず、カメラに向かって不自然なジェスチャーをするなどの行動も確認されていました。
警察の調査によりますと、Tokyogurl容疑者は大会用アカウントのログイン情報を会場外にいたCheerio容疑者に渡し、Cheerio容疑者が遠隔操作でログインして代わりにプレイしていたということです。Tokyogurl容疑者は、会場でプレイしているように装っていたとみられています。
■ 厳しい処分と今後の捜査
この不正行為の発覚を受け、タイ代表チームはその場で失格処分となりました。
また、ゲーム運営会社のGarena(ガレナ)およびタイeスポーツ連盟(TESF)は、両名に対して永久資格停止処分を科し、今後すべての公式大会への参加を禁止しました。
さらに、所属していたチーム「Talon」も、事態を重く受け止め、両名との契約を即時解除しています。
両容疑者は警察の取り調べに対し、容疑を認めているということです。警察は事件の詳しい経緯や関係者の関与について、引き続き捜査を進めており、今後、検察が起訴の可否を判断する見通しです。





















