パンガン島でATVツアーを無許可営業 違法ガイド5人を逮捕
詳細
2025年10月15日、タイ南部スラートターニー県パンガン島観光警察は関連機関と共同で、外国人観光客を対象にATV(四輪バギー)ツアーを無許可で催行していた違法ガイド5人を逮捕しました。現場では証拠品として、総額100万バーツ(約400万円)を超えるATVとバギー計11台が押収されました。
この逮捕は、ホットライン1155番に「無許可でガイド業を営むグループがいる」との通報が寄せられたことを受けて行われました。タイの旅行業・ガイド法では、ガイドはタイ国民にのみ認められた職業とされています。しかし、このグループは特にイスラエル人観光客などを対象に、違法にATVツアーを提供していました。
観光警察、スラートターニー県入国管理局、パンガン島警察署、およびパンガン島郡の行政当局からなる合同チームは、バーンタイ地区第2村のトーンナン・トーンナイパン通り周辺を捜査。観光客にATVを運転させていた違反者グループを発見し、身分を提示して現行犯逮捕しました。
逮捕された5人の容疑者には、タイ人と外国人が含まれており、「無許可での共同ガイド業」の容疑でパンガン島警察署に身柄を引き渡され、法的手続きが進められています。
さらに、当局は捜査を拡大し、この事業がタイ人の名義を借りて外国人が違法に経営する「ノミニー」に該当しないかどうかも調査しています。このような違法行為は、現地の観光産業および合法的な事業者に深刻な影響を与えるものと見られています。





















