カオヤイで道路脇から車を撮影 観光客がプライバシー侵害を懸念
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タイ東北部ナコーンラーチャシーマー県にあるカオヤイ国立公園(อุทยานแห่งชาติเขาใหญ่)周辺で、道路脇に座って通行車両を撮影している男性の存在が確認され、観光客の間でプライバシー侵害の可能性を懸念する声が上がっています。
報道によりますと、問題の男性は公園へ出入りする道路沿い数か所に椅子や日よけ用の傘を設置し、通過する観光客の車を撮影していたということです。この行為は約1年にわたり続いていたとみられています。
男性は午前8時30分から午後4時30分ごろまで現場に滞在し、走行中の車両を撮影していました。撮影した写真はFacebookのページを通じて販売されており、価格は1枚あたり200~250バーツ(約800~1,000円)程度だといいます。写真は購入希望者に個別メッセージで送信され、一般公開はしていないと説明しています。
また、撮影を望まない場合は削除に応じるとしており、男性は地元住民で、ページ運営者から日当約500バーツ(約2,000円)を受け取っていたとされています。
観光客の一部は、「無断で車を撮影されることに不安を感じる」「個人情報や行動履歴が特定される可能性があるのではないか」として警察に相談しました。
通報を受けた警察は現場を確認し、男性に対して事情を聴取しました。その上で、他人の権利やプライバシーに配慮するよう口頭で注意を行ったということです。現時点で重大な違法行為が確認されたわけではありませんが、状況によっては個人情報保護やプライバシー権の観点から問題となる可能性もあるとみられています。
カオヤイ国立公園は、世界自然遺産にも登録されているタイ有数の観光地であり、国内外から多くの旅行者が訪れます。今回の件を受け、観光地における写真撮影の在り方や、公共の場でのプライバシー保護について改めて議論が広がりそうです。
現地当局は、観光客が安心して訪れることができる環境づくりに努めるとしています。





















