ラートプラーオのクリニックで74歳の偽医師を逮捕 多数の前科も判明
詳細
9月5日、タイ王国首都警察第3課の捜査官は、バンコクのラートプラーオ地区ソイ48にあるクリニック内で、患者の診察を行っていたブンマーク・パンシラー容疑者(74歳)を現行犯逮捕しました。この事件は、クリニック内にいた他の患者や医療スタッフに大きな衝撃を与えました。
捜査によると、ブンマーク容疑者は本物の医師であるマニット・ジャルワン医師の名前をかたり、書類を偽造して、このクリニックに非常勤医師として約2ヶ月間勤務していました。過去に医療施設で働いた経験を活かし、見よう見まねで主に社会保険を利用する一般患者の診察を行っていたとのことです。
今回の逮捕は、ラートプラーオ地区のクリニックに偽医師が勤務しているとの情報を警察が掴んだことがきっかけとなりました。捜査を進めた結果、ブンマーク容疑者が指名手配中の人物であり、同様の犯行で過去に2度の逮捕歴があることが判明しました。直近では2017年にラヨーン県で逮捕されていました。
報道によると、クリニックの看護師でさえも容疑者が偽医師であることを見抜けず、年長で信頼できそうな態度から、尊敬を込めて「先生医師」と呼んでいたということです。
取り調べに対し、ブンマーク容疑者は「収入が良かったため、書類を偽造して応募した」と容疑を認めており、稼いだ金は生活費やギャンブルに使っていたと供述しています。
警察は容疑者に対し、「無許可での医療行為」、「偽造書類の作成および行使」、そして「医療施設法違反」の容疑で告発し、さらなる法的手続きのために身柄を検察に送致しました。また、事件のあったクリニックについても、犯行への関与がなかったかどうかの調査が進められる方針です。





















