帰国した際に隔離せず、チェンマイでタイ人女性が新型コロナ感染確認
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11月23日早朝、ミャンマーからタイ北部チェンライ県メーサイ市に帰国した29歳のタイ人女性は、新型コロナウイルスに感染していることがわかり、タイ当局が濃厚接触者の調査に乗り出しました。
タイ政府は、タイ帰国・入国の時、14日間の隔離が義務付けられているものの、この女性は正規の国境検問所を通らず帰国したということです。その後、路線バン、路線バス、配車アプリで手配した乗用車を乗り継ぎ、チェンマイ県チェンマイ市の自宅マンションに帰着しました。同日夜、チェンマイ市内のホストクラブに出かけ、翌25日、ショッピングモール「セントラルフェスティバルチェンマイ」の映画館などを訪れました。微熱と鼻水などの症状があったため、26日、市内の病院で新型コロナの検査を受け、陽性となったため、入院しました。
検査で新型コロナウイルスに感染していることが確認されたことからショッピングモール「セントラルフェスティバルチェンマイ」や、ホストクラブが閉店したほか、女性と接触があったとみられる300人以上を対象に検査が行われることになりました。