チェンマイで不正疑惑の渦中で女性教師が自殺
詳細
2026年2月上旬、タイ北部のチェンマイ県にある学校で、サリンヤー教諭、通称ポー先生が自身の車の中で練炭自殺をするという事件が発生しました。彼女は外国語教師であると同時に、学校の財務担当職員も務めていました。
亡くなったポー先生の彼氏や遺族は、彼女が校長からの過度なプレッシャーや、仕事上の理不尽な指摘によって極度のストレスを感じていたと訴えています。発見された遺書には、改善しようと努力しても認められない苦しみや、業務に対する重圧がつづられていました。
一方で、校長は反論として、財務上の不正疑惑を挙げています。校長によると、学校の資金(100万バーツ以上〈約430万円〉)の使途不明金が発覚したため、調査のために彼女を呼び出していたとのことです。
学校側は、ポー先生の行動に不審な点があったとする根拠として、学校内の防犯カメラの映像についての情報を公開しました。
報道によると、事件前の1月21日夜19時頃、ポー先生が学校の財務室に入室する様子が記録されていました。特に注目されているのは、彼女が「設置されている防犯カメラに布を被せ、映像が映らないように隠蔽しようとした」という点です。学校側は、この不可解な行動の後に、重要な財務書類(領収書の控えなど)が紛失したと指摘しており、これを不正に関与した有力な証拠の一つとして挙げています。
事態を重く見た中等教育教育区事務所(SPM)チェンマイ支部は、公平性を期すために緊急の事実調査委員会を設置しました。また、調査の透明性を確保し、証拠への干渉を防ぐため、当該の校長に対しては一時的な異動命令が出されており、現在は調査の結果が待たれています。
この事件は現在、遺族側と学校側の主張が真っ向から対立しており、タイ社会で大きな議論を呼んでいます。





















