ユネスコ 6月にチェンマイを現地調査 タイ初の「生きた世界遺産」へ
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ユネスコ(UNESCO)は、チェンマイをタイ初の「生きた世界遺産」として登録するための評価を行うため、今年6月に現地調査を実施する予定です。
タイ当局の発表によると、ユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議(ICOMOS)の専門家チームが、今年6月にチェンマイ県を訪問し、世界遺産登録に向けた実地審査を行います。
今回の登録申請で注目されているのは、チェンマイが目指すのが単なる遺跡の保存ではなく、「生きた世界遺産(Living World Heritage)」であるという点です。
これは、アユタヤやスコータイのような歴史公園とは異なり、都市に人々が実際に居住し、伝統文化や儀式が現代まで継承されている「文化的景観」を評価の対象としています。
今回の現地調査において、専門家チームは市内にある8つの戦略的ポイントを重点的に視察する予定です。
具体的には、ワット・チェディ・ルアン、ワット・プラシン、ワット・スワンドークをはじめとする重要な7つの寺院に加え、古都を囲む5つの城門や4つの城壁の角などが主な評価対象となります。
また、寺院や遺跡だけでなく、周辺の景観や環境管理についても厳しくチェックされます。
もし6月の評価が順調に進めば、2026年末にもチェンマイの世界遺産登録が正式に決定される見通しです。
チェンマイ県知事は、今回の訪問に向けて万全の準備を整えるよう関係機関に指示しています。





















