ホアランポーン駅が今年の11月で閉鎖、タイ国鉄労働組合が反発
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新たにタイ国鉄バンコク中央駅となるバンスー駅が2021年11月に開業するのに合わせて、現在の中央駅であるホアランポーン駅が閉鎖されると鉄道当局者により明らかにされたのが1月22日のことでした。これについて、タイ国鉄労働組合(SRWU)からは反対の声が上がっています。
以前は、ホアランポーン駅は閉鎖されること無く運行本数は減少するものの、継続して利用されると伝えられていました。しかし一転して閉鎖が伝えられたことでタイ国鉄労働組合は運輸大臣に対し、ホアランポーン駅費用継続を求める請願書を提出したとのことです。
タイ国鉄労働組合よるとホアランポーン駅の全面閉鎖は、通勤者の数千人が不便を強いられるになるため、影響を軽減させるために、いくつかのルートの運行継続を求めました。
ホアランポーン駅の駅舎は、1916年に竣工した100年以上の歴史があるものです。今後は、鉄道博物館として利用されると伝えられています。