プラユット首相、「刑法112条を使って誰かを黙らせようと考えたこともない」
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タナトン元新未来党党首が王室に関連する研究施設が国内で新型コロナワクチンを生産するという政府のワクチン調達計画を批判したことで、不敬罪に問われていることについて、プラユット首相は1月25日、「刑法112条を使って誰かを黙らせようと考えたことは一度もない」と述べました。
タナトン氏の指摘はワクチン生産に絡む不正を示唆したものですが、「もし間違いであれば、許しを請いたい」とも述べています。
ただ、プラユット首相によれば、政府がタナトン氏を黙らせようと不敬罪に問うたのではないため、自分が正しいと思うのであれば正義を追い求めるべきですが、ワクチンは国民の命に関わるものであり、政治問題化するのは容認できないとのことです。