アヌティン首相 ソンクラー県に「非常事態宣言」を発令 ハートヤイ郡で洪水深刻化
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タイ内閣は11月25日、南部地方で続く記録的な豪雨と深刻な洪水被害を受け、ソンクラー県全域に「非常事態宣言」を発令することを閣議決定しました。
アヌティン・チャーンウィーラクーン副首相(兼内務相)が首相権限代行として署名・発令を行いました。これにより、災害対応の迅速化を図るため、行政権限が一本化されます。 政府は、タイ国軍のウクリット・ブンターノン最高司令官を現地の最高責任者に任命しました。軍、警察、および民間機関を統合した指揮系統の下、かつての新型コロナウイルス対策時と同様の強力な体制で、被災者の救助と支援にあたります。
現地報道によると、ソンクラー県の経済中心地であるハートヤイ郡の状況は「危機的」な段階にあります。主要幹線道路であるロッブリー・ラメースワン通りを含む多くの道路が冠水し、小型車両の通行が不可能な状態となっており、交通網が寸断されています。 また、長距離バス公社は、南部方面に向かう6路線の運行を一時停止すると発表しました。
事態の悪化に備え、タイ海軍はヘリコプター搭載護衛艦「チャクリ・ナルエベト」を含む艦隊に対し、洋上の救助拠点として活動できるよう出動待機を命じました。陸軍および空軍も既に人員と機材を投入し、孤立した住民の救助と支援物資の配布を急いでいます。





















