タイ選管事務局長「信頼できないなら投票に行くな」発言で批判殺到 後に謝罪
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選挙運営の透明性が問われる中、タイの選挙管理委員会(タイ)(EC)のサウェーン・ブンミー事務局長が、「選管を信頼できないのであれば、投票に行かなくていい」といった趣旨の発言をし、強い反発を招きました。
事の発端は2026年2月初旬、選挙管理委員会に対する批判が高まる中、事前投票の管理ミスや不透明さについて問われた際のことです。サウェーン氏は報道陣に対し、やや感情的とも受け取れる対応を示しました。
その中で同氏は、「もし委員会やシステムを信頼できないのであれば、投票に行かないでください」と発言したとされています。本来、選挙への参加を呼びかけるべき立場にある人物として、極めて不適切な発言であると受け止められました。
この発言が報じられると、タイのSNS上では、「公職にある者が国民を脅しているのか」「職務放棄だ」といった怒りの声が相次ぎ、ハッシュタグを付けて選管の責任を追及する動きへと発展しました。また、一部の政治活動家からは辞任を求める声も上がりました。
事態の深刻化を受け、サウェーン氏はその後、自身の発言について「コミュニケーションのミスであり、国民を挑発したり、有権者の権利を軽視したりする意図は全くなかった」と釈明し、公式に謝罪しました。制度への自信を示そうとした言葉の選び方が適切ではなかったとしていますが、選挙期間中の信頼回復にはなお時間がかかりそうです。





















