プラユット首相、ワクチン調達に関するコメントに対し、「内容が虚偽である」
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総選挙で第3党となりながら解散の憂き目を見た新未来党の党首だったタナートン氏が先にネット上に投稿した新型コロナワクチン調達に関するコメントに対し、プラユット首相は「内容が虚偽である」として、この情報を拡散した者には誰であろうと法的措置を執ると明言しました。
タイでは英国の製薬会社アストラゼネカとオックスフォード大学が開発したワクチンをプミポン前国王が創設したサイアム・バイオサイエンス・グループが量産することになっているが、タナートン氏はコメントの中でこのワクチン調達計画に絡んで政府に何らかの魂胆があり、そのせいでワクチン調達の手続を迅速に進められなかった疑いがあると示唆していました。
しかしプラユット首相は、この指摘が真実ではないとして、この情報を拡散することは政府の信用を傷つけることであり、黙認できないとしています。