チェンマイ大学の人気ビーグル犬「ティア・モーチョー」を殺害した男性、執行猶予なしの6カ月の実刑を受ける
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チェンマイ県のチェンマイ大学で多くの人から愛されていた「ティア・モーチョー」というビーグル犬は2020年5月4日、行方不明になっており、7日に森に捨てられていたティアの遺体が発見されました。この事件は、チェンマイ大学の大学生たちや、ファン、及び動物愛好家に大きな衝撃を与え、世間の注目をも集めています。
警察が16日、防犯カメラから調べたところ、何者かがティアを大学からバイクで連れて行ったと明らかにし、その人物を警察署に連絡するようと公告しました。
そして17日、ある男性は警察署を訪れ、自分がティアを大学から連れて行ったことを告白しました。その男性の話によると、その日、ティアを遊びに連れて行こうとしましたが、途中でティアがバイクから飛び降りたことで、バイクのリアホイールに圧死されました。罪に問われるのを恐れたため、ティアの遺体を森に捨てたとのことです。
男性は、動物虐待罪と窃盗罪で有罪とされ、刑事告訴されることになりましたが、当時の新型コロナウイルスの感染拡大のため、事件の進行が遅くなっていました。
2023年7月25日午前9時頃、チェンマイの裁判所が、男性に動物虐待罪で執行猶予なしの6カ月の実刑を下しました。窃盗罪については、明確な証拠がなかったため、取り下げられました。