タイ国鉄フワランポーン駅、12月23日にサービス終了
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100年以上にわたりバンコク中央駅として機能してきたフワランポーン駅は12月23日に、鉄道駅としての全てのサービスを終了する予定です。
タイ運輸省のサクサヤム大臣は、タイ国鉄フワランポーン駅の全ての列車サービスを終了する必要性を強調しました。踏切による交通渋滞を緩和するため、フワランポーン駅への列車の乗り入れは、当初は1日118本から22本に減らされます。
現在フワランポーン駅を通勤・通学などに利用している人々のためには、バスなどが用意されると伝えられています。
一等地の広大な敷地のあるフワランポーン駅について大臣は、タイ国鉄が約6,000億バーツと推定される運営上の累積債務を削減するために、商業目的で資産を管理するSRTアセット社(SRTA)を設立したことを明らかにしました。
サクサヤム大臣は、フワランポーン駅を商業施設として開発するのではなく、博物館として保存することを提案していると述べ、タイ国鉄の負債の山に対処しなければならないため、一部の人々にとっては残念な決断をしなければならないと語りました。