タイの生命保険会社 保険料1億バーツ詐取の疑いで従業員を解雇
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タイの大手生命保険会社である「タイライフ社(Thai Life Insurance)」は、顧客から保険料を不正に受け取ったとして、生命保険募集人(代理店)との契約を即刻解除したと発表しました。被害総額は1億バーツ(約4億3000万円)を超えると見られています。
報道によりますと、問題となった元社員のチャンケート・タッブン容疑者は、同社のトップセールスとして知られていましたが、「保険料を前払いすれば15%の割引や金のプレゼントがある」などと顧客を勧誘し、会社の正規口座ではなく自身の個人口座へ送金させていました。しかし、実際には会社への入金は行われておらず、顧客からの金銭を着服していたことが発覚しました。現在、約12名の被害者が確認されています。
この事態を受け、タイライフ社および関係機関は迅速な対応をとっています。
1. 即時解雇:同社は当該社員を懲戒解雇処分とし、社員としての地位および代理店契約を抹消しました。
2. 法的措置:横領および詐欺の容疑で警察に告発し、法的責任を厳しく追及する姿勢を示しています。
3. ライセンス剥奪:保険委員会事務局(OIC)は、この元社員の保険募集人ライセンスを取り消し、業界のブラックリストに登録しました。
4. 被害者への救済:同社は、善意の契約者に影響が及ばないよう、事実関係に基づき責任を持って補償を行うと表明しています。
保険委員会事務局(OIC)と保険会社は、同様の詐欺被害を防ぐため、国民に対して「保険料を支払う際は、絶対に個人の銀行口座へ振り込まないでください。必ず会社名義の口座、または公式アプリやQRコードを通じて支払うようにしてください」と注意を呼びかけています。





















