タイ社会保険事務局 3500万バーツの職員用スーツ予算について釈明
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現在、タイ社会保険事務局(SSO)が職員の制服(スーツ)の仕立て費用として3500万バーツ(約1億7220万円)の予算を計上したことが大きな議論を呼んでいます。この件に関し、事務局側は1月27日、詳細な事実関係について説明を行いました。
■ 予算の内訳と5点セット
社会保険事務局の報道官は、3500万バーツという予算額は事実であるとした上で、これは全国の職員約7,000人分の制服費用であると説明しました。
1人あたりのコストは平均5,000バーツ(約2万4600円)となりますが、これはスーツ1着の値段ではありません。実際には以下の5点が含まれたセット価格であるとのことです。
・男性職員: ブレザースーツ、ズボン、長袖シャツ、半袖シャツ、予備のズボン(計5点)
・女性職員: ブレザースーツ、スカート、ズボン、長袖シャツ、半袖シャツ(計5点/イスラム教徒の職員には足首までのロングスカートを用意)
事務局は、これらの制服は職員が公務を行う際、または国民へのサービス提供時に信頼性を確保するための「ユニフォーム」として必要であると強調しています。また、調達プロセスは政府の電子入札(e-bidding)システムを通じて透明に行われたとしています。
■ 財源についての懸念
事務局は「被保険者のお金が使われているのではないか」という懸念に対し、この費用は運営管理費から支出されていると回答しました。法律上、拠出金の10%を超えない範囲であれば、運営費としての使用が認められています。
また、この運営管理費には、政府、事業主、そして被保険者(労働者)の3者からの拠出金が含まれていることは事実です。
社会保険事務局は、今回の予算について「1人あたり5点セットで5,000バーツ」という価格は合理的であり、組織のイメージ統一と業務遂行のために必要な経費であるとして、国民に理解を求めています。





















