タイ南部ハートヤイで洪水に乗じた「火事場泥棒」が相次ぐ SNSでの自慢投稿や列車からの略奪に非難殺到
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現在、タイ南部ソンクラー県ハートヤイ郡では深刻な洪水被害が発生していますが、この混乱に乗じて店舗や貨物を狙う「火事場泥棒」が相次ぎ、タイのSNS上で大きな批判を浴びています。特に「第8地区」と呼ばれる地域の住民による二つの事件が注目されています。
一つ目の事件は、ある若者が浸水被害により閉店していたコンビニエンスストア(セブンイレブン)に侵入したものです。この若者は、店内から酒類やタバコなど、総額10万バーツ(約44万円)相当の商品を盗み出しました。
さらに驚くべきことに、彼は盗んだ大量の戦利品の写真を自身のインスタグラムストーリーに投稿しました。写真には「誰もやらないから、俺が先陣を切ってやった」といった趣旨のメッセージが添えられており、犯罪行為を悪びれる様子もなく自慢していました。
この投稿はまたたく間に拡散され、ネットユーザーからは「被災地の苦しみを踏みにじる行為だ」と激しい非難が寄せられています。その後、本人は自身のインスタグラムのアカウントを閉鎖し、逃亡したと報じられています。
二つ目の事件は、ハートヤイ駅構内で発生しました。洪水の影響で停車していた貨物列車が、同じく「第8地区」エリアの住民グループによって襲撃されました。彼らは貨物列車をこじ開け、積荷であった有名ブランドのビールを箱ごと次々と持ち去りました。
SNSに投稿された画像などを有力な証拠として、逃げた若者や略奪に関わった者たちの行方を追っています。ネット上では、災害時の混乱を悪用したこれらの行為に対し、法による厳正な処罰を求める声が高まっています。





















