タイ南部洪水 ハートヤイで救助隊に向け発砲か 一部の部隊が撤退する事態に
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タイ南部ソンクラー県ハートヤイ郡で深刻な洪水被害が続く中、被災者の支援に向かった救助隊が、住民とみられる人物から銃撃や威嚇を受けるという衝撃的な事件が発生しました。この事態を受け、一部の救助隊は隊員の安全を確保するため、現場からの撤退や活動中止を余儀なくされています。
現地報道によると、事件は11月25日から26日にかけて発生しました。ジェットスキーやボートで浸水地域の奥地へ向かおうとした救助隊に対し、何者かが背後から発砲したとされます。現場では20発以上もの銃声が確認されたとの情報もあり、隊員らは直ちに現場を離脱しました。幸いにも負傷者は出ていない模様です。
事件の背景には、長引く洪水被害による住民の極度のストレスや疲弊があると指摘されています。現場では、救助隊が緊急性の高い患者の搬送を優先して移動していましたが、その様子を見た一部の住民が「目の前を通り過ぎた」「自分たちは見捨てられた」と誤解し、孤立感から怒りを募らせた可能性があります。
加えて、狭い路地をボートやジェットスキーが移動する際に立つ波が、浸水した家屋や窓ガラスに衝撃を与えることへの不満も爆発したとみられ、こうした複合的な要因が一部住民の暴挙に繋がった模様です。
この危険な状況を受け、チェンマイ県やナコーンラーチャシーマー県など、遠方から支援に駆けつけていた一部の救助隊は、隊員の生命を守るために当該地域での活動停止を決定しました。





















