プラユット首相はワクチン接種遅延批判に反論
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新型コロナの感染再拡大でタイ国民の間に不安感が強まる中、政府のワクチン計画に対し、「調達に時間がかかりすぎている」「ワクチンの調達先が一部のメーカーに偏っている」といった批判が出ていますが、プラユット首相は4月20日、ワクチン調達で過剰な遅延は起きておらず、特定ワクチンメーカーを優遇している事実もないと反論しました。
さらに、接種を受けた人の健康リスクに関する情報が不足していたワクチンもあり、タイ国民の健康面に配慮せずワクチンに闇雲に手を出すことができなかったということです。
タイではこれまでに中国のシノバック・バイオテック社製ワクチンと英アストラゼネカ社製ワクチンが接種されていますが、国立ワクチン研究所が現在、7月から年末にかけて500万~1000万回分のワクチンをタイに供給するよう米ファイザー社に働きかけているとのことです。