タイ首相に、無罪判決で民主派反発
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AFPによると、タイの憲法裁判所は2日、プラユット・チャンオーチャー首相が軍隊を退役後も陸軍官舎に居住していることについて、利益相反には当たらないとし、無罪判決を言い渡しました。首相はこの判決により失職の危機を回避しました。バンコク首都では判決に抗議する数千人の民主派が街頭に繰り出し、怒りを表明しました。
タイでは、プラユット首相の退陣を求める抗議デモが数か月にわたり続いており、同氏に対する圧力が高まっています。
タイの憲法裁判所は、プラユット首相が2014年に退役したものの、首相の立場にあることから陸軍官舎に居住する権利があると判断しました。主席判事は「プラユット・チャンオーチャー将軍の首相・国防相としての地位に変わりはない」としました。