タイ保健相「モデルナは諦め、政府から無料ファイザーを受けに来て」と呼びかける
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アヌティン副首相兼保健大臣は11月23日、モデルナ製新型コロナウイルスワクチンを待っている人々に対し、モデルナ製ワクチンは諦めて、政府から提供する無料のファイザー製ワクチンを接種する様に呼びかけました。
アヌティン大臣は、タイ全国の保健局と疾病管理局の地域事務所に向けて、地域で未だにワクチン接種を終えていない人々に対して、2週間以内にワクチンを接種するように指示をしたとのことです。
そこでモデルナ製ワクチンを購入しても未だに接種が出来ていない人々に、「モデルナ製ワクチンの注文をしても受け取れていない人は、代わりに政府がファイザー製ワクチンを無料で差し上げますので、こちらに来ててください」と呼びかけました。
政府は、11月末までに合わせて1億回のワクチン投与をする目標を掲げており、既に9千万回が投与されています。しかしここ数週間は、ワクチン接種数の伸びが鈍化しているとのことです。