焼き鳥店主に罰金約15万バーツ 市当局が警告無視を指摘
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タイ中部ノンタブリー県パーククレット市の地方自治体が、市内で焼き鳥の露店を営んでいた男性に対し、総額15万9000バーツ(約66万円)という高額の罰金の支払いを命じたことが明らかになり、タイ国内で大きな議論を呼んでいます。
報道によると、この男性は自宅前で焼き鳥や豚の串焼きを販売していましたが、近隣住民から煙や匂いに関する苦情が寄せられていました。
パーククレット市当局は、この事態を受け、公衆衛生法に基づき男性に対応を求めました。市当局の説明によれば、男性の営業は「健康に有害な事業」に該当するにもかかわらず、営業許可を取得していませんでした。
市当局は、これまで複数回にわたり男性に警告を行い、営業停止の行政命令も発出していました。しかし、男性がこれらの命令に従わず営業を続けたため、法律に基づき罰金が算出されました。
15万9000バーツ(約66万円)の罰金の内訳は以下の3項目で構成されています。
1. 無許可で「健康に有害な事業」を営んだことに対する罰金:3万7500バーツ(約15万6000円)
2. 営業停止命令に違反したことに対する罰金:3万7500バーツ(約15万6000円)
3. 命令違反後も営業を継続したことに対する日割り罰金(1日3000バーツ x 28日間):8万4000バーツ(約34万9000円)
一方、罰金の通知を受けた男性は、「1日の利益は300~500バーツ(約1250~2100円)程度。1年間の売上にも満たない額だ」と述べ、高額な罰金に大きな衝撃を受けています。報道によれば、男性はすでに数ヶ月前にこの商売を辞め、現在は配車サービスの運転手として生計を立てているという。
このニュースに対し、タイのSNS上では「小規模な事業者に対して厳しすぎるのではないか」といった同情的な意見と、「法律や行政命令は遵守されるべきだ」という意見の両方があがっています。
市当局は、法的手続きに則って対応したと強調する一方で、男性が協議を望むのであれば、和解交渉の余地はあるとの姿勢も示しています。





















