タイでカンボジア人労働者22人を不法入国で逮捕 経済苦理由に「仕事求め」
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2025年10月21日午前3時頃、タイ東部のカンボジア国境に接するサケーオ県コークスーン郡で、不法入国したカンボジア人労働者22人(男性14人、女性8人)が当局に逮捕されました。
当局によりますと、逮捕は午前3時頃、国境線から約4~5キロ離れたノーンジャーン村近くのサトウキビ畑で行われました。タイ軍のブラパー機動部隊と国境警備警察の合同パトロール隊が、熱画像ドローンを使用した夜間監視活動中に、暗闇の中を移動する不審な集団を発見し、身柄を拘束しました。
調査に対し、一行は「カンボジア国内の経済状況が悪化し、仕事がないためタイに働きに来た」と供述。チョンブリー県で建設作業員として働く目的で、カンボジア人のブローカーに1人あたり3,000~5,000バーツ(約12,000円~23,000円)の手数料を支払ったと話しているということです。
当局は、22人を不法入国および滞在の容疑で、また、同行していた案内役とみられるカンボジア人の男1人を不法入国幇助の容疑で訴追し、地元の警察署に身柄を引き渡し、法的手続きを進めています。





















