救急車を妨害した男性 搬送遅れで患者死亡
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タイ南部クラビ県のプライプラヤー病院で、男性が運転するピックアップトラックが救急車の進路をふさぎ、重篤な患者の搬送が遅れ、患者が死亡するという痛ましい事件が発生しました。
報道によると、事件が起きたのは10月16日夜。同病院の救急救命室前で、急性心筋梗塞と呼吸不全で危篤状態にあった男性患者を、設備の整ったクラビ病院へ緊急搬送する準備が進められていました。
しかし、1台のピックアップトラックが救急車のすぐ後ろに駐車し、患者をストレッチャーで車に乗せることができない事態となりました。患者の親族らがトラックの運転手に車を移動させるよう泣きながら懇願しましたが、運転手はすぐには応じなかったという。この遅延により、患者は最終的に死亡が確認されました。
トラックを運転していた男性は、自身の母親を治療のために同病院へ連れて来ていました。男性は後に「母親のことでパニックになっており、他に重篤な患者が待機しているとは知らなかった」などと釈明しました。
この運転手の男性は、タイの大手食品企業CPF(チャロン・ポカパン・フーズ)の従業員であることが判明。CPF社は19日、「男性の行動は当社の価値観や行動規範に著しく反する」として、男性を解雇したと正式に発表しました。
また、病院側と死亡した患者の遺族は、業務妨害などの容疑で男性に対する法的措置を進めています。





















