人気歌手ペック・パリットチョーク 薬物検査の結果判明 3ヶ月前の騒動後も詳細は非公開
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約3ヶ月前にバンコク市内のガソリンスタンドで暴行事件の当事者となった人気歌手のペック・パリットチョーク・アヤナブット(Peck Palitchoke Ayanaputra)さんについて、当局が行っていた薬物検査の結果が判明したことが17日までに明らかになりましたた。しかし、管轄警察は「結果の詳細は公表できない」としており、その対応が新たな憶測を呼んでいます。
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この事件は、今年8月初旬、ペック氏がラムカムヘン通りのガソリンスタンドで一般男性と口論になり、刃物で負傷させられたものです。
当時の防犯カメラ映像では、ペック氏が興奮した様子で走行中のピックアップトラックのボンネットに飛び乗るなどの不可解な行動が捉えられていました。事件直後、ペック氏は負傷を理由に入院。その際、患者の権利を主張し、アルコール及び薬物の特定に必要な血液検査を拒否しました。
これを受け、警察は後日、本人の同意を得て毛髪を採取し、法科学研究所(科学捜査研究所)に送付。毛髪による薬物鑑定は結果判明までに時間がかかるため、約3ヶ月にわたり捜査が続いていました。
10月16日の現地報道によると、この毛髪鑑定の結果が捜査を担当するフアマーク警察署に届いました。しかし、警察関係者はメディアに対し、「検査結果は出ているが、個人情報保護の観点から詳細を公表することはできない」と述べました。
一部報道では、捜査当局が結果を非公開とすることは異例であると指摘。結果が判明したにもかかわらず詳細が伏せられたことで、タイのSNS上では「なぜ公表できないのか」「結果は陽性だったのではないか」といった様々な憶測や批判が飛び交っています。
ペック氏本人、または所属事務所は、現時点でこの件に関する公式なコメントを発表していません。





















