横断歩道で6歳女児が教師の車にはねられ死亡 担当警察官による不適切対応も発覚
詳細
2026年1月22日午前8時頃、タイ東北部ブリーラム県クームアン郡にあるバンドンヨー学校前の横断歩道で、登校中だった小学1年生の女児・ゲールちゃん(6歳)が、女性教師(32歳)が運転する乗用車にはねられる痛ましい事故が発生しました。
ゲールちゃんは衝突の衝撃で歩道に吹き飛ばされ、重傷を負って意識不明の状態となり、その後、7歳の誕生日を目前にして帰らぬ人となりました。
事故発生当初、加害者の教師は「スピードは出していなかったが、太陽の光がまぶしくて見えなかった」と説明し、容疑を否認していました。
教師側は葬儀費用として2万7,000バーツ(約13万4,000円)を支払ったものの、遺族が追加の補償を求めた際には、「これ以上求めるなら裁判所で話してほしい」と冷淡な対応を示しました。
加害者が罪を認めなかったことから、保険会社は合計100万バーツ(約498万円)の保険金について、裁判の最終判決が出るまで支払いを保留する方針を決定し、補償を巡るトラブルへと発展しました。
その後、事態は思わぬ方向へと展開します。2月19日、ゲールちゃんの祖父が人気ニュース番組に出演し、衝撃的な事実を告発しました。
それは、当時の担当捜査官から、事件を有利に取り計らう見返りとして、保険金100万バーツのうち10%(10万バーツ/約49万8,000円)を要求されていたという内容でした。
この放送を受け、ブリーラム県警本部長は即座に該当する捜査官を更迭し、事実関係を調査する委員会を設置しました。
そして2月20日、新たな担当捜査官のもとに出頭した加害者の教師は、一転して車ではねたというすべての容疑を認めました。
当初、容疑を否認していた理由については、「以前の担当捜査官に相談した際、補償金を用意する時間を稼ぐため、まずは否認するよう助言された」と供述しています。
加害者が自白したことを受け、警察は直ちに保険会社2社の担当者を呼び出し、手続きを進めています。これにより、遺族には7営業日以内に100万バーツ(約498万円)の保険金が支払われる見通しです。





















