韓国人がカンボジア旅行を相次ぎキャンセル タイ、ベトナム、ラオスにも影響波及
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カンボジアにおける詐欺グループや人身売買の危険性に対する懸念が韓国国内で急速に広まり、同国への旅行をキャンセルする韓国人が相次いでいます。この余波は近隣諸国にも及んでおり、タイ、ベトナム、ラオスといった東南アジア諸国への旅行予約も同時に取り消される事態となっています。
この問題は、カンボジアの詐欺拠点に誘い出された韓国人学生が死亡したとされる事件が報じられたことを発端としています。このニュースは韓国社会に大きな衝撃を与え、同地域全体の安全性に対する不安が一気に高まりました。
事態を重く見た韓国政府は、ポイペト、バベット、ボーコー山など、カンボジア国内の特定の危険地域に対し、自国民の渡航を禁止する措置を発表しました。
しかし、韓国国民の不安はカンボジア一国に留まりませんでした。地理的に近いタイ、ベトナム、ラオスに対しても「危険が波及しているのではないか」との懸念が広がり、これらの国々への旅行をキャンセルする動きが続出しています。
韓国のSNS上では、「ベトナムへの家族旅行をキャンセルした」「ラオス旅行を計画していたが、非常に不安だ」といった声が多数上がっています。
韓国の旅行代理店によると、カンボジアへの新規旅行予約は現在ほぼゼロの状態だという。専門家は、この問題が解決するまで、東南アジア地域全体の観光業が一時的な打撃を受ける可能性があると指摘しています。





















