チェンマイで偽札が深刻化 巧妙な手口で見分け困難 わずか2ヶ月の発見数が去年を上回る
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チェンマイ県で、偽造された1,000バーツ紙幣の流通が深刻な問題となっています。特に、新たに出回っている偽札は非常に精巧に作られており、真券との見分けがつきにくいことから、商人や一般市民に大きな被害をもたらしています。驚くべきことに、直近2ヶ月(2025年8月〜9月)で発見された偽札の枚数は、2024年一年間の発見数をすでに上回っています。
タイ銀行(BOT)の通貨管理部門が発表したデータによると、2025年8月から9月にかけて、タイ北部で50枚の偽札が発見されました。その内訳は、チェンライ県で28枚、チェンマイ県で16枚です。これは、2024年通年でチェンマイ県で発見された偽札がわずか13枚だったことと比較すると、著しく憂慮すべき増加です。
今回発見された偽札は、紙の質感、凹版印刷によるインクの盛り上がり、さらには紙にすき込まれたホログラムの帯など、従来のものより格段に本物に近い特徴を持っています。
タイ銀行は、詐欺の被害に遭わないための基本的な確認方法を以下のように呼びかけています。
1. 触る: 本物の紙幣は綿繊維を主原料としているため、一般的な紙とは異なる、張りと耐久性のある独特の手触りがあります。
2. 透かす: 明るい光に透かすと、国王の肖像の透かしが紙幣の表裏両面にはっきりと見えます。また、紙に埋め込まれた金属製の帯が一本の線として現れ、微小な文字が読み取れます。
3. 傾ける: 紙幣を傾けると、金色の花模様のインクが緑色に変化して見えます。また、模様の中に隠された額面の数字も確認できます。
最近、チェンマイ県サンサーイ郡のジェーディーメークルー市場の商人が、客から偽の1,000バーツ紙幣を受け取ったと報告しました。色や紙の質に異常を感じたため、他の事業者にも注意を呼びかけています。
タイ銀行は、市民や事業主に対し、特に高額紙幣を受け取る際には一層の注意を払い、推奨された方法で毎回確認するよう改めて警告しています。もし紙幣が本物かどうか不確かな場合は、最寄りの商業銀行で鑑定してもらうことができます。





















