83歳の女性 コールセンター詐欺団を信じ込み約500万バーツを騙し取られる 警察制止も信じず
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83歳の高齢女性がコールセンター詐欺団の餌食となり、約500万バーツ(約2150万円)の貯金を失いました。警察官が自宅まで駆けつけ送金を阻止しようとしましたが、女性は彼らを本物の警察官だと信じず、あろうことか「警察が邪魔をしに来た」と詐欺団に電話で報告する事態となりました。
タイ警察のオンライン犯罪対策オペレーションセンター(AOC)が、この女性の口座から疑わしい口座へ複数回にわたる多額の送金、合計約500万バーツが動いている異常を検知したことから発覚しました。AOCは直ちに管轄であるプラカノン警察署及びウドムスック警察署に連絡し、緊急の調査を指示しました。
警察官が女性の自宅に到着し、詐欺に遭っていることを説明しようとしましたが、説得は難航しました。女性は警察の言葉を信じなかっただけでなく、不快感を示し、家から出ていくよう追い返そうとしました。さらに悲痛なことに、警察が説得を続けている間も、女性は詐欺団と常に電話で連絡を取り合っており、電話の向こうの相手に「警察が邪魔をしに来ている」と伝えていました。これを聞いた詐欺団はさらに女性を操り、警察の言うことは聞かなくていいと指示しました。
警察の捜査によると、女性は2025年9月3日から送金を開始し、計5回にわたって総額495万バーツ(約2130万円)を送金していました。最終的に警察は口座を凍結し、250万バーツ(約1075万円)を取り戻すことができましたが、この事件は家族と社会に大きな損失と精神的なショックを残しました。
現在、家族は女性を連れて正式に被害届を提出しており、警察は資金の行方を追跡し、犯人グループを逮捕するための捜査を進めています。





















