カンボジアメディアが自ら報道 タイからの帰国労働者が失業問題に直面
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カンボジアのニュースメディア「クメール・タイムズ」は、タイから帰国した多くのカンボジア人労働者が、労働市場の需要と自身のスキルが一致しないことや、政府からの不十分な支援が原因で、就職難に直面していると報じました。これは、カンボジア政府が帰国労働者に対して22万件以上の雇用を確保したとする公式発表とは対照的な内容です。
タイメディアの報告によると、クメール・タイムズは「仕事はどこにあるのか?工場での需要が高まる中、帰国労働者は苦しんでいる」という見出しで長文の記事を掲載しました。この記事は、カンボジア国内における労働力の供給と求人との間に存在するギャップを指摘しています。
記事の内容によれば、多くの工場で労働者の需要があるものの、タイでは主に農業や建設業に従事していた帰国労働者のスキルが、専門技術を要する製造業の需要と合致しない可能性があるとされています。さらに、一部の労働者は求人情報へのアクセスや政府機関からの支援を受ける上で困難に直面しています。
この情報は、クメール・タイムズが9月13日に報じたカンボジア労働省の発表と矛盾しています。同省は、省と民間セクター、そして労働組合の協力の結果、タイから帰国した約22万人のカンボジア人労働者がすでに雇用されたと発表していました。
カンボジア人労働者の帰国は、ここ数ヶ月間のタイ・カンボジア国境地帯の緊張が影響しており、多くの労働者が故郷へ戻る決断をしました。カンボジア政府はこれらの労働者を受け入れるための雇用を創出すると約束していましたが、カンボジアのメディア自身による最新の報道は、帰国労働者が現在直面している厳しい現実を浮き彫りにしています。





















