韓国ガールズグループ「H1-KEY」、タイ人メンバーのシタラにタイ国内から不満の声
詳細

2022年1月5日にデビューする韓国のガールズグループ「H1-KEY」。メンバーの1人にタイ人のシタラが選出されましたが、シタラに対してタイ国内から不満の声が上がっています。
現在タイでは、反政府や王室改革を求めてデモが度々行われています。そんな改革派らは、シタラが「H1-KEY」のメンバーに選ばれたことが不満のようです。
と言うのも2020年に亡くなったシタラの父は、かつて俳優・映画監督として活動したサランヨー氏と伝えられており、2014年のクーデターで重要な役割を果たした人民民主改革委員会の支持者であったとされています。
また、コリアタイムスによるとサランヨー氏は、軍事政権を支援するプロパガンダ映画を制作・公開したと伝えられています。
シタラは、先日公開したプロフィールで「私のロールモデルは父だ」と記載。さらにシタラも父らと共に政治集会に参加した事があることなどが指摘され、シタラを「H1-KEY」のメンバーから外す呼びかけが始まりました。
シタラが所属するGRANDLINE GROUPは12月8日、SNSで声明を発表。「既に故人となった父親の行為などを理由にシタラに不利益を与えることはできない」として、メンバー変更は行わない旨を明らかにしました。