黒ヒョウ密猟の建設大手社長に実刑 禁錮2年14月
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タイの最高裁判所は12月8日、野生生物保護区で黒ヒョウなどの密猟に関与した罪に問われていた建設大手、イタリアン・タイ・デベロップメント社長のプレムチャイ・カンナスート被告に禁錮2年14月と罰金200万バーツ(約680万円)の実刑判決を言い渡しました。
プレムチャイ氏は2018年2月、タイ西部カンチャナブリー県の野生動物保護区で黒ヒョウやミヤマハッカン、ホエジカの密猟などの疑いで逮捕されました。一審では禁錮16月、二審では禁錮2年14月の判決を受けていました。最高裁では銃器の違法所持、野生動物の密猟のほう助などで有罪と判断されました。