国外逃亡中のタクシン・チナワット元首相 7月にタイ帰国する意向
詳細

汚職罪で実刑判決を受け、2008年から国外逃亡中のタクシン・チナワット元首相(73歳)が5月9日、自身のツイッターを更新し、タイ帰国する意向を示しました。
タクシン元首相は「改めて許可を求めます。僕は孫の世話をするために7月の誕生日までに帰国することにしました。17年近く家族と離れ離れになっています。私も年を取りました」と投稿しました。
また、実刑判決についてタクシン元首相は「タイ貢献党に迷惑をかけないよう、司法手続きを受けるつもりです」と投稿しました。
なお、タクシン元首相の誕生日は7月26日で、今年74歳になります。
タイ貢献党の首相候補でタクシン元首相の次女ペートンタン・シナワット氏(36歳)が5月1日、第2子となる男児ターシンくんを出産したばかりです。
タイ貢献党は現在、5月14日に実施されるタイ総選挙で大きく引き離して首位に立つと見込まれています。