シアン化合物で連続殺人事件 ある警察官が関与していたと判明
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スラチャテ・ハクパーン国家警察の副長官、通称ビッグ ジョークは5月2日、ある警察官がシアン化合物で知人の殺害を計画したタイ人女性のサララット・ランシウタポーン容疑者(36歳)に関与していることを明らかにしたと発表しました。
ビッグジョーク氏がサララット容疑者の犯罪行為を支援した周囲の人物はいないかを調べたところ、その1人は警察官であることが判明しました。また、その警察官はこの前に取り調べを受けたこともあります。
ビッグジョーク氏は、その警察官が電話でサララット容疑者と連絡を取ったり、容疑者から送金されたりすることを示す確たる証拠を握りました。その警察官の正体を公開していませんでしたが、2日以内に逮捕状を請求すると述べました。
また、ビッグジョーク氏がシアン化合物の由来はバンコクのラートクラバン区にある工場であると判明し、今後タイ国食品医薬品局(FDA)などと協力し、工場で徹底的な調査を行う予定です。