シアン化合物で13人を殺害 連続殺人事件か
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タイ人女性のアム・サラーラット氏(36歳)が13人(現時点発覚している数字)の死亡が確認された連続殺人事件の容疑者と疑われている事件はこのほど、世間の注目を集めています。
発端は4月14日、アム容疑者の友達であるタイ人女性のコイさん(32歳)が朝6時から家を出たきりで帰ってこなかったことで、家族が行方を突き止めようとしている間、コイさんの死亡が確認されました。
検死報告によると、コイさんの死因は呼吸不全で、血液中でシアン化物イオンが発生されたとのことです。
警察の調査によると、死亡前にコイさんがアムさんと一緒に家近くの川で魚を放したと判明しましたが、アム容疑者はコイさんの死亡について何も知らなかったと供述しました。
コイさんのように血液中でシアン化物イオンが発生された13人の死亡者が確認され、さらに、その13人はアムさんと金銭的に(無尽のグループにかかわっていたり、またはお金を貸していたり)関わりがあると明らかになりました。
警察は、アム容疑者はシアン化物が含まれている食べ物などを被害者に食べさせて殺害したとみられています。
被害者の1人である女性は、例の手口で心肺停止状態になりましたが、幸い、医者に助けられたことで死なずに済みました。
また、アム容疑者は亡くなった被害者の遺産を巧みに入手したり遺族に対してでっち上げた借金の取り立てをしていたと遺族らが証言しています。アム容疑者の離婚した元旦那(警察官)によりますと婚姻していたころのアム容疑者は仕事をしてなかったが振る舞いがよくどこからお金を得ていたかは不明で不思議に思っていたとのことです。
今のところ、アムさんが全ての容疑を否定しています。裁判所は、警察からの勾留請求を承認し、アムさんの保釈請求を却下しました。