プラユット首相、ASEAN加盟国に入国制限緩和を呼びかけ
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プラユット首相は10月26日、「第38回および第39回ASEANおよび関連サミット」の会議にオンラインで参加し、ASEAN諸国の旅行者への開放と、新型コロナウイルスのパンデミックに協力して対処するよう求めました。
プラユット首相は、パンデミックから得た教訓を将来の課題に生かすことを呼びかけながら、ASEANが注目すべきと考える課題を提示。新型コロナウイルス問題を効率的に解決するために、ASEANはASEANの枠組みの中で取り組みを行う必要があると説明しました。そのためには、新興感染症への対策、長期的な公衆衛生の安全性の強化、ワクチンの開発などが必要とのことです。
プラユット首相はまた、渡航制限を緩和し、ワクチンを接種した旅行者の認証システムによって安全な旅行を促進するようASEANに求めました。また、物流に支障をきたすような措置をとらないよう注意を促しました。
タイは11月1日より、日本を含む46カ国からのワクチン接種済みの旅行者の隔離無しでの受け入れを開始します。