アヌティン首相 トランプ氏に反論「先にカンボジアに攻撃停止を伝えて」
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タイのアヌティン・チャーンウィーラクーン首相兼内務大臣は、タイとカンボジアの国境紛争に関するドナルド・トランプ米大統領の発言に対し、真っ向から反論しました。
トランプ大統領は先日、「私はこの戦争を終わらせた」と成果を強調し、タイ兵士が地雷によって負傷した事件についても「単なる事故だった」とコメントしていました。これに対し、アヌティン首相は強い不快感を示し、タイの立場を改めて明確にしました。
アヌティン首相はインタビューで、「もしトランプ氏が本当に射撃をやめさせたいのであれば、まずカンボジア側に『タイへの攻撃をやめろ』と言ってください。なぜなら、タイ側から先に撃つことは決してないからです」と述べました。
アヌティン首相は、タイ軍が常に自国の領土内に留まり、国際的なルールを遵守していると強調しました。しかし、カンボジア側が協定を破って攻撃を仕掛けてくるため、タイとしては主権と国民を守るために反撃せざるを得ないと説明しています。
また、トランプ氏が地雷爆発を「事故」と表現したことについても、アヌティン首相は否定しました。 「あれは事故ではありません。意図的に設置された地雷であり、明らかな攻撃行為です」と指摘し、現地の状況を正しく理解するよう求めました。
最後にアヌティン首相は、事態を沈静化させるための条件として、以下の3点を挙げました。
1. カンボジア側が先に射撃を停止すること。
2. 紛争地域から軍を撤退させること。
3. 設置した地雷をすべて撤去すること。
アヌティン首相は、これらの条件が満たされない限り、タイとして妥協することはできないという断固たる姿勢を示しています。





















