元公安警察官サンタナ容疑者を逮捕 台湾人実業家誘拐・身代金要求の疑い
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タイ首都圏警察本部捜査局(IDMB)は13日、台湾人実業家を誘拐し身代金を要求したとして、元公安警察官のサンタナ・プラユーンラット容疑者とその共犯者ら計4人を逮捕しました。
報告によると、逮捕はバンコク都内プルンチット地区にある高級ホテルで行われました。南バンコク刑事裁判所が発行した逮捕状に基づく執行でした。
サンタナ容疑者らは2021年、トンロー警察署管内で台湾人実業家を拉致・監禁し、解放の条件として9,300万バーツ(約4億円)相当の金品を要求した疑いが持たれています。警察は、サンタナ容疑者らが犯罪組織を結成し、共同で身代金目的の誘拐および強要を行ったとして捜査を進めていました。
逮捕時、サンタナ容疑者は報道陣に対し「これは古い事件であり、嫌がらせだ」と不満を露わにしました。さらに、自身の逮捕について警察上層部への裏切りを示唆し、「逮捕作戦が実行される直前に、ある警察官から電話がかかってきた。『事態を解決できる』という内容だった」と暴露しました。
サンタナ容疑者は、この電話が事件の揉み消しや交渉を持ちかけるものであったことを匂わせ、自身がこれまで行ってきた警察内部の不正告発に対する報復であると主張。関与した警察幹部の不正情報を暴露する用意があると威嚇しました。
トンロー警察署の捜査官は14日午前、サンタナ容疑者らの身柄を南バンコク刑事裁判所に移送し、勾留を請求しました。注目が集まる中、裁判所が保釈を認めるかどうかの判断が待たれます。





















