タイ政府 カンボジア側の「先に発砲した」との主張を強く非難 マリー・ソーチェター報道官による「事実歪曲」と指摘
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タイ政府およびタイ王国陸軍は13日、タイ東部サケーオ県とカンボジア(バンテアイミエンチェイ州)との国境付近で発生した武力衝突をめぐり、カンボジア側を強く非難する声明を発表しました。カンボジア国防省のマリー・ソーチェター報道官が「タイ側が先に攻撃を開始した」と発表したことに対し、タイ側は「事実の著しい歪曲である」と全面的に反論しています。
事態の発端についてタイ側は、カンボジア軍がサケーオ県コークスーン郡のタイ領土内に向けて先に発砲を開始したと説明。タイ軍の対応はあくまで交戦規定(ROE)に則った自衛のための警告射撃であり、攻撃の発生源に対してのみ行われたと強調しました。
これに対し、カンボジアのマリー・ソーチェター報道官はこれに先立つ声明で、「タイ軍がカンボジア領内のプレイチャン村へ向けて発砲し、それにより民間人が負傷した」と主張し、タイ側が平和協定に違反していると非難していました。
タイ政府はこのカンボジア側の主張について、「国際社会に誤解を与えるためのプロパガンダであり、事実をねじ曲げている」と指摘。「我々は攻撃を開始した事実はない。カンボジア側こそが先に挑発を行い、実弾を発射してきた」として、カンボジア側の責任を追及する姿勢を鮮明にしています。
現在、国境地帯では依然として緊張状態が続いており、両国間の外交問題へと発展する懸念が高まっています。





















