タイの与党国会対策委員長 タマナット議員の詐欺取締任務を擁護 「泥棒に泥棒を捕まえさせよ」
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タイの与党国会対策委員長であるチャーダー・タイセート氏は10月27日、現在世論の注目を集めている複数の政治問題について見解を述べました。同氏は、タマナット・プロムパオ副首相兼農相の詐欺グループ取締責任者への任命を擁護し、また寄付金問題が浮上している慈善活動家のガン・ジョムパラン氏への公正な調査を求め、辞任したワラパック前財務副大臣を「政治的紳士」と賞賛しました。
「泥棒に泥棒を捕まえさせる」発言でタマナット氏を擁護
政府がタマナット氏を、コールセンター詐欺やオンライン詐欺の取締責任者に任命したことに対し、国民からその適性を疑問視する声が上がっています。
この批判に対し、チャーダー氏は「結果が出る前に判断すべきではない」と反論。記者団に対し、タマナット氏が「詐欺グループの実情を知っている」のであれば、取締は可能だとの見解を示し、「『泥棒に泥棒を捕まえさせる』ことが、なぜいけないのか」と述べ、政府の決定を強く擁護しました。
ガン・ジョムパラン氏には「公正さ」を要求
社会問題の告発などで知られるガン氏が運営する財団の寄付金をめぐる疑惑について、チャーダー氏は「世論の風潮ではなく、事実に基づいて判断すべきだ」と述べ、同氏への公正な扱いを求めました。
さらに、「もし公益のために活動する人物がこのように攻撃され続けるなら、将来、誰も社会のために立ち上がろうとしなくなるだろう」と懸念を表明しました。
ワラパック氏の辞任を「紳士的」と評価
一方で、チャーダー氏は最近辞任したワラパック・タンヤウォン前財務副大臣について高く評価しました。
同氏は、ワラパック氏の辞任は「ポリティカル・スピリット(政治的気概)」の表れであるとし、「疑惑に直面した際に辞任をもって責任を取る姿勢は『政治的紳士』であり、他の政権では見られない稀有な行動だ」と賞賛した。





















