タイ・カンボジアGBC会合 国境の緊張緩和に向け兵器撤去を要求 5つの議題で協議
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2025年9月8日、タイ・カンボジア一般国境委員会(GBC)の特別合同事務レベル会合において、国境地域の緊張緩和に関する重要な合意がなされました。両国は信頼関係を醸成し、将来起こりうる衝突を未然に防ぐため、危険地域から範囲制圧兵器を撤去するという原則で合意しました。
今回の会合はカンボジアのココン州で開催され、タイ王国軍総司令部国境問題局長であるナタポン・プラオケオ中将がタイ側GBC事務局長として、カンボジア国防省副長官であるニャム・ボラデン少将がカンボジア側共同議長として出席しました。会合は良好かつ建設的な雰囲気の中で行われ、共通の問題解決に向けた両国の強い意志が反映されました。
軍事的な緊張緩和の議題に加え、会合では国境沿いの協力と安全保障を促進するため、以下の5つの主要議題についても協議が行われました。
1. 人道的地雷除去における協力:両国は、国境地帯に居住し生計を立てる両国民の安全のため、依然として残存する地雷の調査と除去に協力します。
2. 国境を越える犯罪の撲滅:特にコールセンター詐欺やその他の詐欺グループといったテクノロジーを利用した犯罪、そして国境地域を活動拠点とすることが多い人身売買問題の撲滅に焦点を当て協力します。
3. 国境地域における不法建築物の管理:両国関係に影響を及ぼす紛争へと問題が発展することを防ぐため、国境線を侵犯している可能性のある建築物の管理・解決策を共同で模索します。
4. 国境地域における緊張緩和:平和と信頼の雰囲気を醸成するため、対峙する地域からの兵力及び重火器の撤退の重要性を再確認します。
5. フェイクニュース問題への対応:両国は、両国間の誤解を生み、関係を損なう可能性のある不正確な情報やソーシャルメディアを通じた扇動の影響を認識し、この問題への対応に協力します。
今回のGBC会合は、両国民にとっての平和と持続可能な発展につながる、タイ・カンボジア国境沿いの包括的な安全保障と協力を強化するための重要な一歩と見なされています。





















