バンコク近郊のプラスチック工場で爆発火災、6日にようやく鎮火
詳細
バンコク南郊サムットプラカーン県バンプリー区のプラスチック工場で発生した爆発火災は、6日午後6時半ごろ、ようやく鎮火しました。
5日未明にバンコク近郊の国際空港近くにある「ミンディケミカル社(MINGTY CHEMICAL)」のプラスチック工場で大きな爆発があり、その後、火災が発生しました。
各報道によると、この爆発火災で消火活動中の消防士1人が死亡し、約43人が負傷し、工場建屋が全焼、近隣の住宅など建物約100棟と自動車15台が破損したということです。
爆発の衝撃で周辺の建物のガラスが割れるなどの被害も出ています。工場の周辺では6日も強い異臭が漂い続けています。
この工場では化学物質を扱っていて、さらなる爆発の恐れがあったことなどから当局は周辺住民への避難を呼び掛けました。
爆発の原因については今のところ明らかになっていません。