バンコク近郊の化学工場火災は鎮火 1人のボランティアが死亡
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バンコク近郊のサムットプラカーン県バンプリー区バーンケーオのキンケウ通りソイ21にある、台湾系のミンディケミカル社(MINGTY CHEMICAL)の発泡プラスチック工場の火災は、7月5日午前3時10分の発生から26時間ほどが経ち、ようやく鎮火が確認されました。
交通情報ラジオチャンネル「JS100 Radio」によると、7月6日午前5時20分、鎮火が確認されました。しかし引き続き温度を下げるための噴水は続けられています。なお体に有害な化学物質が含まれた煙がまだ残っているため、近隣から避難した人々はまだ戻らないようにとのことです。
また、今回の工場の火災により、1人のボランティア救助隊の男性が命を落としました。亡くなったのは、チャンタブリ県出身でのコラシット・ラーウパンさんでした(愛称ポーズ)。コラシットさんは正午ごろに起きた爆発に巻き込まれ亡くなりました。19歳でした。
コラシットさんの母親は自身のFacebookページで、「母の心は最高です。私はあなたを誇りに思っています」と、亡くなったコラシットさんにメッセージを送っています。