バンコク・チャトゥチャック市場のペットゾーンで火災 1000匹以上の動物が死亡
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6月11日午前4時30分頃、バンコクのバンスー警察署や消防署は「チャトゥチャック市場(チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット)で火災が発生した」との通報を受け、現場に駆け付けました。
火災現場は、ショッピングセンターJJモールの裏手にあるペットショップが多く並ぶエリアで、10台以上の消防車などが出動して消火作業にあたり、火災はおよそ1時間後にほぼ消し止められましたが、合わせて118店舗、およそ1300平方メートルが焼失しました。
報告によりますと、海外から輸入された観賞魚、猫、犬、鳥、猿などを含めた1,000匹以上の動物が死亡し、その中で1匹あたり数万から数十万バーツまでの価値の動物もいて、被害総額はおよそ数百万バーツ規模に上る可能性があるとのことです。
また、火災の当時は、店舗で寝泊まりしていた従業員もいましたが、いずれも避難し、怪我人などはいないということです。
警察の調査によると、火元とみられる店舗は寝泊まりする従業員のいない子犬専門ペットショップで、同店舗は夜中にいつも子犬のために扇風機をつけていたため、火災の原因は短絡が発生したとみられています。
警察署や消防隊など関係機関が現時点で、火災の正確な原因や詳しい状況を調べています。