フィットネスセンターのサウナ室で68歳の女性が約5~6時間熱にさらされて死亡
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6月10日午後6時頃、バンコク近郊ノンタブリー県のパーククレット警察署は「デパート内のフィットネスセンターのサウナ室で女性が死亡した」との通報を受け、救助隊などとともに現場に駆け付けました。
現場で、胴体や手足の皮膚に水ぶくれがあり、顔の皮膚も赤くなった状態のタイ人女性のタンチャノック・ペッゲーオ(68歳)さんの遺体を発見しました。
フィットネススタッフ によると、タンチャノックさんは毎日午前8時から11時頃までこのフィットネスセンターを利用していた常連客で、当日もいつも通り午前8時頃に到着しましたが、午前11時頃スタッフはタンチャノックさんの姿を見かけなかったため、既に帰ったと思いました。その後、午後6時頃スタッフ がサウナ室で意識を失って倒れていたタンチャノックさんを発見し、心肺蘇生法などの救命処置をしようとしていましたが、タンチャノックさんは既に死亡していたとのことです。
検視の結果、遺体はおよぞ5~6時間サウナの熱にさらされていたと見られています。タンチャノックさんの遺体は、正確な死因確定のために、法科学鑑定研究所に移送され、検視を行われています。
しかし、タンチャノックさんの家族はまだタンチャノックさんの死因が気になっており、さらにフィットネスセンター側からの連絡も一切受けていないとのことです。
