バンコク・カオサン通り近くのホテルで火災 日本人2人が死亡
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バンコクのカオサン通り近くにある6階建てのホテル「ザ・エンバー・ホテル(The Ember Hotel)」で去年12月29日の夜、火災が発生しました。
この火災により、外国人3人が死亡し、タイ人・外国人7人が負傷しました。そのうち、30代の男女の日本人2人が煙を吸い込んだことによる負傷を負いました。
男女の日本人2人は病院に搬送されましたが、1月1日に日本人男性が死亡し、1月5日に日本人女性が死亡したと報告されています。この火災による死亡者は5人となりました。
火災は、ホテルの5階の部屋から発生したとみられており、捜査当局が火災原因を調べています。
観光・スポーツ省(Ministry of Tourism and Sports:MOTS)は、今回の事件で被害を受けた外国人観光客に対する補償パッケージを発表しました。初期補償として、死亡者1人あたり100万バーツ(約300万円)、負傷者1人あたり50万バーツ(約150万円)が支給される予定です。同省は現在、被害者の身元と国籍を確認しながら、遺族への連絡を進めています。
このホテルは、11軒の商店を改装し、約1,515平方メートルの敷地に建てられたもので、2020年に営業許可を取得し、2022年4月に開業しました。建物には2つの非常口と十分な数の消火器が設置されていましたが、80室以上のホテルにのみスプリンクラーシステムを義務付ける現行規制のため、スプリンクラーは設置されていませんでした。
カオサン通りの詳細はコチラ:https://www.thaiiku.com/destination/id/51
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