スパンブリー県の花火工場大爆発 23人死亡、7人けが
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1月17日午後3時半ごろ、タイ中部スパンブリー県ムアン郡にある花火工場で、大規模な爆発事故が発生しました。
この工場では、鳥を追い払うための花火を製造し、爆発の当時、工場内では約30人の従業員が働いていました。
爆発は半径およそ50~100メートルに広がり、建物はほぼ跡形もなく消え、遺体は吹き飛び、体の一部は周囲の田畑に散乱しました。
現時点(1月18日午後)では、少なくとも23人が死亡、7人が負傷していると報告されています。また、遺体がバラバラになった状態のため、身元を特定するには、困難を極めているそうです。
調査によると、この工場は有効な工場開設許可を持っていることが明らかになりました。
警察は、状況や安全管理に問題がなかったかなど事故の原因を調べるために、一部の目撃者と爆発の当時に現場にいなかった工場主の取り調べを行っています。
なお、この工場では2022年11月30日にも同じ爆発事故が発生したことがあります。その時は、1人が死亡し、3人が負傷しました。