漏電した給水器で感電死した14歳の男子生徒 学校側は50万バーツの補償金を支払う
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6月21日午後1時30分頃、タイ南部トラン県カンタン郡カンタンラサダースクサー学校で、中学3年生の男子生徒(14歳)が漏電していた給水器に接触して感電死する事故が発生しました。
報告によると、事故当日は学校の運動会が行われた日で強い雨も降っていました。激しい雨の中、生徒が先生に給水器の電源を切るように命じられて給水器に接触しましたが、およそ2分間感電しその場に倒れました。その後、周りの人たちが生徒に応急処置を行おうとしましたが、間に合わず生徒が死亡したとのことです。
動画(0:00~0:30):https://www.facebook.com/watch/?v=3712804428976458
6月23日、警察の調査によると、給水器は長年使用されておらず、さらに近くの電流サーキットブレーカーの周りには黒い焼け跡があったため、事故の原因は短絡が発生したとみられています。
6月24日、学校側は遺族に補償金として50万バーツを支払いました。遺族は学校に法的措置を講じるつもりはないようです。
この事故に対し、SNSでは「応急処置が遅すぎる!」「電気系統は基準以下じゃない?」「たった50万バーツだけ!一人の人間の価値が安すぎない!?」「もうこんな旧型給水器はやめようよ」「安全性が低いすぎる」などの批判の声が殺到していました。
なお、死亡した生徒の火葬式 は6月27日に行われる予定です。